ko_kanagawaのブログ

The intermittent fragments of log

伝統というものは、死者が創る

最近、鎌倉の昔の姿や伝統について色々と考えるきっかけがあった。
その中で思いついた事がこのタイトルである。
文化とは連続性の刹那にきらめく個性の光なのではないかと思う。けして個性のみでも、また個性のない連続性のみでも大きな流れとはなり得ない。

資本主義社会は連続性を軽視しすぎる
文化の連続性が無くなるとき、人間は本当にそれを失うのではないか

死者は肉体を失い、概念や記憶のみの存在となる
それはつまり、純粋な連続性の中にのみ生きている状態と言いかえることができる
生きている人間ももちろん社会性という連続性の中で生活するのだけど、資本主義社会という峻別は資本を生まないものを後世に残すことを激しく制限する。